投資信託の中でもかなり特殊なものが存在していることはご存知でしょうか?
それはヘッジファンド型信託投資と呼ばれるものです。 現在ではヘッジファンド型信託投資を取り扱っている企業も複数あり、手を出している人も多くいます。今回はそんなヘッジファンド型投資信託を解説、紹介するとともに取扱企業のランキング上位を紹介したいと思います。
ヘッジファンド型投資信託とは?
そもそもヘッジファンド型投資信託とは一体なんなのかを解説します。一般的に投資信託というものは株式市場の上下に左右され、上昇すれば投資信託の基準価額も上昇するという仕組みになっています。
一方でヘッジファンド型投資信託の仕組みは、相場環境やインデックスに関係なく収益を追求するヘッジファンドの運用方針を一般的な公募型の投資信託に取り入れたものです。
また、ヘッジファンド型投資信託はアクティブファンドとも呼ばれます。ヘッジファンドは絶対収益を求めるのですが、最低投資額が1000万だったり数億円からという大富豪向けのファンドとなっていて一般的な投資家たちはなかなか手を出すことができないのですが、このヘッジファンド型投資信託は公募型の投資信託なので投資家でも手を出せるようになっています。
ヘッジファンド型投資信託で投資をすると、通常相場とは異なった値動きをするため、他の金融商品と組み合わせるとリスクを軽減し、リターンを向上させる効果が期待されます。 つまりは一般的な投資信託とは異なった複雑な手法を行うヘッジファンドの運用を投資信託に当て嵌め、絶対収益を追い求めたものがヘッジファンド型投資信託となっていて、こちらは一般の投資家でも購入できるということで注目されています。
オススメのヘッジファンド型投資信託ランキング!
それではヘッジファンド型投資信託(アクティブファンド)を取り扱っている企業の中でオススメのものを三つご紹介していきたいと思います。
1位チャイナフォーカス
運用会社はアセットマネジメントOneとなっていて過去には一年の利回り31.69%という驚異の数字を出しています。 ファンドの概要は以下のようになっています。
1.主として中国大陸市場・香港市場・台湾市場に上場する株式に投資を行います。
2.オルタナティブ投資により絶対収益の獲得を目指します。
3.シンガポールを拠点とする資産運用会社であるフルトン(正式名称:フルトン・ファンド・マネジメント・カンパニー・リミテッド)が運用を行います。
詳細 http://www.am-one.co.jp/fund/summary/370160/
2位日本株・L&S
運用会社はスパークスで過去には一年利回り18.82%となっています。 概要は以下のようになっています。
主に「スパークス・日本株・ロング・ショート・マザーファンド」を通じて、日本の株式に投資し絶対値での中・長期的な安定的投資元本の成長を目指す。株式市場変動の影響を軽減しつつ、安定的なプラスのリターンを目指す(ロング・ショート戦略)。 進展する勝ち組・負け組の二極化現象を投資機会とし、中長期的な日本の株価上昇の機会を捉えるため、買持ちの多い戦略とする。
詳細 https://www.sparx.co.jp/mutual/ls.html
3位マクロ・トータル・リターン・ファンド
運用会社は三菱UFJ国際投信となっていて過去には18.26%という高い利回りを出しています。 概要は以下のようになっています。
主要投資対象は、わが国の上場株式。企業のファンダメンタルズ分析を重視したボトムアップ・リサーチにより銘柄を選択。成長の見込まれる株式・過小評価されている株式を取得し、過大評価されている株式を信用売りで売却する運用を行う。 市場環境に左右されない絶対的なリターンによって、中・長期的な安定的投資元本の成長を目指す。ファミリーファンド方式で運用。2月決算。
詳細 https://www.am.mufg.jp/fund/252460.html
最後に
このように現在ではヘッジファンド型投資信託というものは一般投資家でも利用できるようになっています。一般の投資信託とは異なり、高い利回りで運用してくれるのでリスクもありますが、試してみる価値はあります。
ヘッジファンド型投資信託に興味がある方は是非この記事を参考に始めてみてください。